先ずは意外と多くの方から要望が御座いましたドアポストからの解錠工具です。
3年ほど前にエンドスコープの記事で試作型を現場で検証するのを少しだけ紹介しましたが、既に他社製が幾つか販売されており真似するのが嫌で色々と試行錯誤しておりました。

細かい事は販売時に詳しく説明いたしますが、形状はこの様な感じで後端を回すと先端が連動して回る回転式を採用いたしました。

パーツは3分割の構成で収納時のコンパクト化と曲がりからの長さと先端部の首振り角度を調整可能にしました。

更に8㎜径のクレセント解錠工具をお持ちであれば先端部のみの装着や

両方合わせて複雑なポスト形状対応も行える汎用性が高い設計となっています。

先端部はM6ネジとなっておりますのでM6タイプのカメラ内蔵型接続金具の装着も可能です。
続きまして

似たような形状ですがドアポスト型と同時進行で開発しておりました覗き穴からの回転式サムターン解錠工具となります。

この形状のままですと覗き穴には絶対に入りませんので本体パイプにスリット加工を施し

伸縮時には首振り動作を抑え

一番縮めた状態でのみ後端の操作部と連動して90度程度首を振る仕組みにいたしました。

この形状であれば覗き穴に入り少しでも伸ばせば先端の回転のみの操作へ切り替わる仕組みです。
画像の物はカメラ無しとなりますがカメラ内蔵型も同時進行中で、多分当工房の解錠工具ではハイエンドモデルになると思われます。

ドアポスト型も同様ですが回転式ですので後端の操作部も新設計いたしました。
回転式はどうしてもワイヤーのラグが発生してしまうので若干解錠方向にテンションを掛けて回す必要性が有り、穴に指を入れて回しやすいようにしています。

それから今回から採用していますスマホマウント付きホルダーグリップですが、汎用性が高いので各種既存のドアスコープからの解錠工具類にも対応可能なようにバージョンを増やそうと思っています。

こちらはカメラ内蔵型解錠工具ですが、グリップ一本で色々な工具に対応出来ればグリップ一本分ですが価格が抑えられたり、コンパクト化が図れますので木箱の収納率が上がったりします。
それに伴ってセット品の再構築や新しいセットの構築と付属品構成の見直しに価格の設定と面倒な事も山積みであったりもします(汗)
そんなこんなで色々と再構築しなくてはならない事が増え木製グリップや幾つかのサムターン解錠工具がウエブショップ上で在庫0のままですが、今しばらくお待ちください。
既に現場レベルでの検証も粗方完了し整った物から販売を開始いたしますので「まだですか?」と熱いエールという名のプレッシャーメールをお送りくださる皆様、もう少しだけお待ちください(笑)
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